トンカットアリの肝臓への効果と副作用は?

「トンカットアリ」とは東南アジアの熱帯雨林のジャングルの中に自生している植物ハーブです。

昔から地元の人々に滋養強壮や精力増進の薬として利用されてきました。マレー人参とも呼ばれます。

マレーシアでは伝統的に希少価値が高い精力剤として親しまれています。

特に根っこの部分に体の働きを強化する栄養がたくさん入っているのです。

原料となるトンカットアリは栽培が難しいため、日本で流通しているものは主にサプリメントです。

トンカットアリを摂取すると、精力増大に効果的だと分かりました。

ではトンカットアリは「肝臓」にはどういう影響を与えるのでしょうか?

また肝臓が悪い人もトンカットアリを摂取して問題ないのでしょうか?

そして気になる副作用は?

今回は「トンカットアリ」と「肝臓」との関係を徹底調査します!

 

トンカットアリの肝臓への影響

トンカットアリには、アミノ酸の一種である「アルギニン」が豊富に含まれいます。

トンカットアリにはアルギニンの吸収をしやすくするビタミンB6、亜鉛などもバランスよく含まれています。

トンカットアリはアルギニンがあるからこそ、精力増大に効果があるです!

そのアルギニンは「肝臓」で代謝されます。

トンカットアリは適量に摂取すれば、肝障害の改善や、腎機能改善に効果的です!

適量というのがポイントです。

実際にそれらの治療に関して有意な結果を得たという報告もあります。

トンカットアリとアルギニンは副作用がほとんどありませんが、肝機能障害・腎機能障害のある方は気をつける必要があります。

疾患を持っている方は、必ずお医者さんへ相談して下さい。

アルギニンは肝障害の治療に効果的!

肝臓はお酒の代謝(解毒)を行っている部分です。

お酒の飲み過ぎは肝臓に負担をかけます。

飲酒による肝機能障害を、まとめてアルコール性肝障害と呼びます。

大量飲酒の終着点は肝硬変を始めとした肝機能障害といえます。

このアルコール性肝障害の治療に、「アルギニン」が効果をもたらすと研究でわかっています。

単純に飲み過ぎた場合などは、普段よりも多めにアルギニンが含まれたトンカットアリを摂取するのも効果的です。

むしろ飲む前に先にアルギニンを摂取しておくのも肝細胞の保護に役立ちます。

もともと、アルギニンにはアンモニアの解毒作用などがあります。

尿素回路で変換されるオルニチンは「二日酔い」に高い効果があるとされて、近年注目を集めています。

Alc.0.00%のノンアルコールビールにも、オルニチンは含まれています。

シトルリン→アルギニン→オルニチンという変換サイクルの過程で、体内の有害物質の解毒作用が働くのです。

さらにアルギニン・シトルリンの変換サイクルで生じる一酸化窒素の作用は、肝細胞を保護し、肝障害を改善します。

実際にアルギニンは欧州で肝障害の治療に使われているのでその効果は実証済みです。

うまくアルギニンを摂取できれば、肝臓を守ることができるのです!

アルギニンはビタミンB6と一緒に摂るとさらに効果的だと言われています。

ニンニクやマグロなどにはビタミンB6が豊富に含まれているので、合わせて摂取すると相乗効果でアルギニンの効果が倍増します。

お酒を飲む方は、ぜひアルギニン・シトルリン・オルニチンを積極的に摂取して下さい。

注意したいのは、肝機能障害・腎機能障害を持っている方の場合です。

アルギニンを1日5グラム以上の摂取するのは負担がかかりすぎておすすめできません。

一度に大量のアルギニンは逆効果になります。

肝臓に不安がある方は、まずは3グラム程度から飲み始めればいいでしょう。

またアルギニンは薬ではなく、サプリメントですのでそれだけで治療しようとしてはいけません。

 

効果的な1日のトンカットアリ摂取量は?

トンカットアリの効果や副作用を説明してきましたが、ではどれくらいの摂取量が効果的で安全といえるのでしょうか。

多成分で構成されているトンカットアリは、サポニンを持つ高麗人参の5倍もの抗酸化性を持つといわれます。

そのため、あまり飲みすぎると、強い成分のため、重篤になることはなくても、下痢などの症状が出るといわれます。

効果的な1日のトンカットアリ摂取量は、

  • トンカットアリエキス:5g
  • トンカットアリ粉末:100mg

この数値を目安にすると摂り過ぎということはなくなり、安心して飲めるかと思います。

トンカットアリは医薬品ではありませんので、体への負担や害は殆どと言ってよいほどありません。

また、栽培が難しく天然物が使用されているため、農薬などの心配も低いです。

しかし、過剰摂取で肝臓異常ががでたという事例もあるようなので、摂取量は守りましょう。

注意したいのは購入したサプリの摂取量をちゃんと守ることです。

 

トンカットアリの副作用が肝臓に悪影響するケース

トンカットアリに含まれるアルギニンの代謝は肝臓で行われるため、大量にアルギニンを摂取すると肝臓の負荷が上がり過ぎてしまいます。

アルギニンには血管拡張効果があり、血管を拡張するということは血圧が低下することにつながります。

一般的に高血圧が悪いものだと認識されていますが、心臓系の疾患を抱えている人は、逆に血圧が下がり過ぎることは危険です。

アルギニンが配合されているサプリの注意事項には「心臓系の持病を持つ方は摂取を控えてください」とも書かれています。

トンカットアリサプリの場合は、上記のような注意事項が書かれていることは少ないですが、念のため心臓疾患の方は摂取を控えた方がよいでしょう。

使用上の注意をよく読み利用する必要があります。

 

まとめ

トンカットアリに含まれるアルギニンは肝臓に効果的で、肝機能を高めてくれるとわかりました。

他の成分にも、トンカットアリは抗がん性や抗腫瘍性、血行改善、免疫力向上など健康のための効果もあるのです。

筋トレ以外の場面でも健康に役立つのがトンカットアリ。

特にアルコール好きな方には積極的に摂取してもらいたいですね。